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赤パプリカと黄パプリカの栄養の違いとは?色で変わる健康効果

赤と黄色のパプリカ

赤と黄色のパプリカ、なんとなく選んでいませんか?実はこの色の違い、見た目だけじゃなく栄養にもはっきり差があるんです。

美肌や免疫力アップには赤、目の健康を守るなら黄色がオススメ?今回は、そんな気になるパプリカの色別栄養と、目的に合わせた選び方を解説します!

目次

パプリカってどんな野菜?色の違いはどうして生まれる?

まずはパプリカの基本をおさらい。パプリカは、じつはピーマンの仲間。品種改良によって果肉が厚くて甘く、カラフルになったのがこの「パプリカ」なんです。

スーパーで見かけるのは主に赤・黄・オレンジあたり。実は、色の違いは「熟し具合」によるもの。最初はどれも緑色なんですが、時間とともに黄色 → オレンジ → 赤へと熟していくんです。つまり、赤パプリカは最も熟している状態なんですね。

だからこそ、赤のほうが甘みが強くて、栄養もギュッと詰まっているわけです。一方で、黄色やオレンジも、それぞれに違った栄養素を持っていて、見た目の可愛さだけじゃなくちゃんと健康にもいい働きをしてくれる、なかなか侮れない存在なのです。

パプリカの栄養と効果

赤パプリカは美肌と免疫力の味方!

赤パプリカは、実は「パプリカ界の栄養番長」。色が濃いぶん栄養素もパワフルで、なかでも注目したいのがβ-カロテンとリコピンという2つの抗酸化成分。

β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜の健康をキープしてくれます。お肌の乾燥や荒れが気になる人にはまさにうってつけ。

そしてもうひとつのリコピン。これはトマトにも含まれる成分で、体のサビを防いでくれる強力な抗酸化作用があるんです。つまり、美肌だけでなく老化予防や生活習慣病のリスク軽減にも役立つのです。

さらに赤パプリカはビタミンCの含有量もトップクラス。生で1/2個くらい食べれば、成人が1日に必要とする量の7〜8割くらいをまかなえることも。加熱しても比較的壊れにくいので、炒め物やスープでもOKです。

黄パプリカは目の健康を守る

赤パプリカに比べるとちょっと地味な印象を持たれがちな黄パプリカですが、実は目の健康をサポートする成分が豊富に含まれているかなり優秀な野菜なんです。

中でも注目したいのが、ルテインとゼアキサンチンというカロテノイド。これらは、目の網膜にある「黄斑部(おうはんぶ)」という重要な部分を守ってくれる働きがあり、ブルーライトや紫外線から目を保護する力があるといわれています。パソコンやスマホをよく使う人には、かなりうれしい栄養素ですよね。

さらに黄パプリカにもビタミンCはしっかり含まれていて、ストレス軽減や免疫力アップに一役買ってくれます。ちなみに赤パプリカほどではないものの、やわらかくて甘みがあり、生でも食べやすいのが特長です。

「目が疲れやすい」「画面を見る時間が長い」という人は、黄色パプリカを意識して取り入れるのがおすすめです。

どっちを選ぶ?目的別・パプリカのおすすめ活用法

赤パプリカと黄パプリカ、どちらも栄養豊富で優秀な野菜。でも「結局どっちを食べればいいの?」と悩んでしまう方も多いはず。そこで、目的別におすすめの選び方をまとめてみました。

美肌や免疫力を高めたいなら赤パプリカ。特にビタミンCやβ-カロテンを積極的に摂りたい人にはぴったりです。風邪予防や紫外線対策にも力を発揮してくれるので、季節の変わり目にも重宝します。

目の疲れや老眼予防を意識するなら黄パプリカ。ルテインやゼアキサンチンは、加齢による視力低下やブルーライトによるダメージをケアする働きが期待されている成分。デスクワーク中心の人やスマホ時間が長い人は、黄色の力を借りてみるのもアリです。

彩りと栄養を兼ねてミックスして食べるのが一番の理想。サラダやマリネ、炒め物に取り入れて楽しくパプリカ生活を続けてみてください。

栄養を逃さないパプリカの食べ方&保存方法

パプリカは栄養が豊富なだけでなく、調理の仕方で栄養の吸収率も変わるというちょっと面白い特徴があります。せっかく食べるならできるだけ効果的に取り入れたいですよね。

食べ方

まず、ビタミンCをしっかり摂りたいなら生で食べるのがおすすめ。サラダやピクルスにすれば熱によるビタミンの損失を防げます。ただし、油で炒めるとβ-カロテンやリコピンなど脂溶性の栄養素の吸収がアップするので、目的に応じて「生」と「加熱」を使い分けるのが理想的です。

保存方法

保存方法もポイントです。パプリカは乾燥に弱く、冷蔵庫にそのまま入れておくとシワシワになってしまうことも。ポリ袋に入れて野菜室で保存するのが基本ですが、もしカットした場合はラップでしっかり包み、早めに使い切るのがベター。刻んで冷凍しておけば、スープや炒め物にサッと使えて便利ですよ。

まとめ

赤と黄色のパプリカは色が違えば栄養も違う。それぞれに強みがあって、目的に合わせて選べば毎日の食事がもっと健康的に、そしてちょっと楽しくなります。

美肌や免疫力アップを目指すなら赤、目のケアを意識するなら黄色。そんなふうに、体調やライフスタイルに合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか?

カラフルで頼れるパプリカ、これからもっと活躍してくれそうです。

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