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同じサイズでも違う!?メンズとレディースの靴に隠されたフィット感の差とは

店内で靴を選ぶ女性

「同じサイズの靴なのに、なんかしっくりこない…?」

それ、靴がメンズ用かレディース用かで、設計に違いがあるからかもしれません。同じ24.5cmでも、実は作りがまるで違うことも。今回は、意外と知られていないメンズとレディースの靴の違いを分かりやすく解説します!

目次

サイズ表記は同じ、でも形が違う?

靴のサイズ表示に「24.5cm」や「27.0cm」といった数字がありますが、これは足の長さ(足長)を示すもの。男女問わず、基本的にはこの表記でサイズが統一されています。

ところが、この「同じサイズ」というのは長さだけの話。靴の快適さを左右する要素には、足の幅(ワイズ)や甲の高さ、かかとのフィット感などがあり、これらは性別によって平均的な形状が異なります。

たとえば、同じ25cmの靴でもレディースは細身で甲が低め、かかともやや小さめに設計されていることが多い一方、メンズは幅広でボリュームのある作りになっていることが多いんです。

また、海外メーカーの場合、男女でサイズ表記そのものが異なるケースも。たとえばアメリカのスニーカーでは、USサイズ「Men’s 8」と「Women’s 8」は、長さが違います。国によって換算表も微妙に異なるため、サイズの数字だけで選ぶと失敗することもあるんですね。

メンズとレディースの靴、設計の違い

見た目こそ似ていても、靴は性別によって設計そのものが違うことがよくあります。なぜなら、平均的な足の形が男女で異なるからです。

たとえば、一般的に女性の足は

  • 足幅が細め
  • 甲が低め
  • かかとが小さめ

という傾向があります。そのため、レディースシューズは、これに合わせて全体的にすっきり細身のフォルムで作られていることが多いのです。

一方、メンズシューズは

・足幅が広く
・甲も高め
・全体的にボリューム感あり

といった設計で、がっしりした足にもフィットしやすくなっています。

加えて、ソールの硬さや重さにも違いがあります。メンズは耐久性や安定感を重視してやや硬め&重ため、レディースは軽さやクッション性、柔らかさを重視した設計が多いんです。

つまり「サイズは合ってるのにフィットしない…」という場合、数字ではなく構造そのものが合っていない可能性が高い、というわけです。

デザイン面の違いも要チェック

メンズとレディースの靴には、色や装飾だけでなく構造や機能面にも細かな違いがあります。つまり、見た目以上に履き心地の差が出るポイントが隠れているのです。

たとえば、履き口のカット位置。レディースの靴はくるぶしが見えるくらい浅めにデザインされていることが多く、足元をスッキリ見せることを意識した設計がされがちです。一方、メンズはしっかりと足首まで包み込むような作りで、安定感重視。

また、土踏まず(アーチ)部分の構造にも違いがあります。レディースシューズはアーチが高めに作られていることが多く、女性の足に多い“ハイアーチ”に合わせたインソールが使われることも。

特に顕著なのが、スニーカーやスポーツシューズ。見た目は同じモデルでも、メンズとレディースではソールの厚みやサポート性、クッションの硬さなどが変えられていることがあります。これらはパフォーマンスやケガの予防にも関わる大事なポイントです。

つまり、デザインで「かわいい!」と思っても、自分の足に合う構造かどうかも要チェック。できれば、おしゃれも快適さも両方手に入れたいですよね。

「ユニセックス」はどっち寄り?

最近よく見かける「ユニセックス」モデル。性別を問わず履けるというのは魅力的ですが、実はこのユニセックス、どちらかに寄っていることがほとんどなんです。

多くのブランドでは、ユニセックスといいつつ実際の設計はメンズベース。つまり、足幅や甲の高さ、ソールの構造などが男性の足にフィットするように作られているケースが多いのです。

そのため、女性がユニセックスの靴を選ぶと

  • 幅がちょっと広い
  • かかとが浮く感じがする
  • 足の前滑りが気になる

というような違和感を覚えることもあります。

もちろん、ブランドによってはレディース寄りのユニセックスモデルも存在しますし、サイズ展開の工夫でバランスを取っている場合もあります。ただし、サイズ表の数字だけで判断せず、設計ベースがどちらに近いかをチェックするのが重要です。

見た目が気に入っていても履き心地に違和感があれば、それは長く付き合えない一足になってしまうかも。ユニセックスこそ、試し履きはマストですね。

メンズ・レディースをまたいで靴を選ぶときのポイント

気に入ったデザインがメンズにしかない、サイズ的にレディースだと合わない…。そんなときに頼れるのが性別の垣根を越えた靴選び。でも、ちょっとしたコツを押さえないと「サイズは合ってるのに履きにくい」なんてことにも。

ワンサイズだけじゃなく“ワイズ”も見る

足長(サイズ)だけでなく、足幅=ワイズ(E, 2Eなど)も重要。幅が合わないと痛みやズレの原因に。試着のときは、つま先だけでなく足の横幅にも注意。

レディース → メンズは0.5〜1cmサイズダウンが目安

メンズ設計はゆとりがあるため、普段よりやや小さめのサイズがちょうどいいことも。かかとのホールド感も要チェック。

試着時は「かかと・土踏まず・つま先」の3点を確認

靴を履いたら

  1. かかとが浮かないか
  2. 土踏まずが合っているか
  3. つま先に適度なゆとりがあるか

この3点を意識してみてください。感覚的に「なんかズレる」と思ったら、それは合っていないサイン。

また、購入後すぐに長時間履くのではなく、まずは短時間で足慣らしするのもおすすめ。フィット感に敏感な人ほどここで差が出ます。

まとめ

同じサイズでもメンズとレディースの靴は設計がまったく違うことがあります。足幅、甲の高さ、ソールの硬さなど、見た目では分からない差が履き心地に大きく影響。

ユニセックスモデルも含め、自分の足に合うかどうかをしっかり確認するのが大切です。性別にとらわれず、快適さ重視の靴選びで、足元から毎日を気持ちよく整えていきましょう!

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